飽きのこないシンプルさと高級感を併せもつ家
開発が進む辻堂駅周辺。駅から北に向かい新湘南バイパスを過ぎてトンネルを抜けると、右手に自然に囲まれた閑静な住宅地が広がっていました。 その一角に瀟酒な佇まいのOさん宅はあります。そびえるような片流れの屋根は、空にそっと接するかのようなアールを描き、そのせいなのか、無駄のないシンプルな外観は、硬質な印象ではなく家族をやさしく包み込んでいるかのようです。「外壁の色や壁面処理は、いろいろ悩んで最終的には余分なものをできるだけ排除してシンプルにしました」とご夫婦。シックで深みのある木目調の玄関ドアを強調するために、玄関側の壁面は窓を小さくとる一方、南面は開口を大きくとっているため家全体がリズム感をもっています。雨どいをアルミ製にするなど、高級感のある仕立てになっているところにも、ご夫婦のセンスの良さを感じます。この中にはご夫婦の思いがぎっしり詰まっているんだと感じさせる家です。
電気錠の玄関ドアは、外観に一番合う色と質感を重視
呼び鈴を押すとインターフォンから聞こえる奥様の明るい対応。『カチャ』と音がして解錠されました。「玄関ドアは最初から電気錠にしようと思っていたんです。妻が買い物から帰ってきてまだ小さな子どもを抱っこしていても、センサー付きのキーをバッグに入れたままドアに近づくだけで開きます」とご主人。Oさん宅のリビングルームは2階にありますが、「両親がよく遊びにくるので、2階のモニターで顔を確認してから開けられます」とセキュリティの良さに奥様も満足そう。このドアにした経緯を尋ねると、「ネットでたくさんの候補を探して最終的に行き着いたのが『ジェイフォルム グランドステージ』でした。60mmの厚みがあって高級感も演出できると感じたんです」とご主人。「濃い色、薄い色、木目調と何種類もあるドアをCGのパースにはめ込んでもらって3種類まで絞ったうえで、実物を見てダークメープル色の木目調に決めました。同じ茶色でもメーカーによって深みが違うし同じ木目調でも手触り感が違うんです。ネットではそれがわかりませんが、実際に見て色や質感にとても気を遣っているメーカーだとすぐにわかりました。このドアならシンプルでモダンな外観と外壁の色に一番マッチすると直感したんです」とドアに対するこだわりにも話が尽きません。施工を依頼した地元の会社でもあまり扱っていないメーカーのものでしたが、施工担当者も「しっかりしたつくりで高級感がありますね」と感心していたそうです。こだわりある外観とのバランスが抜群の玄関ドアは、堂々としていてやさしさも併せもつ家の雰囲気をさらに強く印象づけるものになっています。
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家族の愛情が育まれる大空間と細部へのこだわり
玄関から吹き抜けに伸びる幅広の階段を上ると、大きなリビング・ダイニングが快く迎え入れてくれました。20畳以上あろうかという広さに加え、高さのある勾配天井に思わず感嘆の声をあげてしまいます。「最初は真っ白な天井だったんですけど間が抜けた印象だったので、施工途中で変更してパインの無垢材を全面に張ってもらったんです」と得意そうなご主人。建築の仕事をしているアメリカ人の友人が「すばらしい! このままアメリカに持ち帰りたい」と言ったそう。無垢材の質感を損なわないように、蛍光灯はスリットの中に目立たないように入れて、光源もオレンジがかった温かみのある落ち着いた色のものを使用しています。南に面した開口部には3枚窓、上部の明かり採り窓も横幅を一番大きくとれる特寸に。太陽の光や爽やかな風をめいっぱい採り入れる自然豊かな生活空間になっています。奥様が料理をしているときも、家族全員で食事をしているときも、食事が終わってくつろいでいるときも、生活の中心になるリビング・ダイニング。すぐ横の小部屋スペースは、もうじき3歳になるお嬢様のおもちゃで占領されていますが、夕食後、遊び疲れて眠ってしまうまで、家族のコミュニケーションがずっと絶えない大切な空間になっているようです。「キッチン横に2.5畳の余裕あるパントリーがありますけど、将来的に洗濯機を置くかもしれないので水道を引きました。スイッチ類があるところも少し段差をつけて邪魔にならないようにしたんですよ」と、外観から感じた印象と同様に、細部へのこだわりや家族の愛情がしっかりと形になった家でした。
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