田園風景の中に建つ、シンプルモダンな住まい
富山県高岡市。2009年、開町400年を迎える伝統工芸文化の町。電車で5分ほどの郊外には田園地帯が広がり、農家と新興住宅が軒を並べています。Tさん宅前も田んぼで、ほっとする風景の中、シンプルモダンな外観が見事に溶け込んでいます。白い自然石風の窯業系サイディングと、ガルバリウム鋼板調の黒の外壁材のコントラストが美しく、瓦屋根を採用したことで、周囲の漆喰壁と日本瓦の農家と調和しています。家づくりは町並みづくりでもあるということを感じさせる住まいです。
「外観デザインとベストマッチなドア選びができました」
「玄関ドアはステンレス調にしたかった」。外観デザインのコンセプトがはっきりしていたので、迷うことなくドア選びができたとご主人が振り返ります。各社のカタログを比較検討。外観が直線的なデザインであるため、スタイリッシュな「FACE」Mステージがベストマッチと判断。明るい玄関にしたかったので、中でも、ガラス開口部から光を取り入れることができるMFタイプをセレクトしたとのことです。ステンレスカラー鋼板はメタリックな質感が無機質な印象を与えがちですが、ドアの取っ手や小さな装飾窓に至るまで、徹底的に丸みを排し、シャープにまとめている潔さが、Tさんご家族の家づくりへのこだわりとして玄関に個性的な表情を与えています。ちなみに、色・デザイン・操作性・採光・断熱性・防犯など、ご主人はほぼ満点をつけられました。 |
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寒冷地ならではの工夫も随所に。光と風を取り入れた家
垣根の無いオープン外構であるため、玄関の表情づくりには工夫を施しています。玄関ドア面は露出させず、「スリットライン(縦格子)」を壁の一部に使用し、目隠し機能はもちろん、風通しのよい明るい玄関づくりにこだわっています。ドアの断熱性能も申し分なく、冬をワンシーズン過ごしたTさんは、大変満足されています。ドアの縦スリットガラスからは気持ちの良い光が差し込み、リビングへはポリカーボネート製の扉を通して玄関からの明かりが届きます。大開口のアルミサッシから差し込む陽光、そして床暖房完備の無垢系のフローリングやオーダーテーブルと椅子が、家族の団らんを想像させてくれます。Tさんご家族が掲げた"家族が集える場所"というコンセプトを見事に具現化しています。また、2階のサンルームからの光と階段上のトップライトからの温もりが階下へ降り注ぎます。北側の洗面所のオーニング窓を開けるとキッチンを介して勝手口への通風が確保される。Tさんご家族が初めて迎える夏も、きっと快適に過ごせることでしょう。また、オープン外構の前庭には頑丈なカーポート。50センチの積雪でも大丈夫とのこと。あらためて外観を仰ぐと、小窓やスリット窓などのアルミサッシはメタリックなグレー系の色で統一され、白と黒の外壁のアクセントになっています。自然の恵みを巧みに取り入れ、気候風土に順応した知恵の結晶といえます。
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